無題

Nって子は、誰なんだろうか
私はやっぱり、要らないんだろうか
面倒臭いんだろうか
邪魔なんだろうか
要らないんだろうか

Aさえ居れば、何も要らない
それだけ、私の手の中にあれば、私は幸せなの
生きていられるの
自然に、笑うことが出来るの
他の人だって、私の命だって
何もかも、全て要らない

この状態は、間違っている
おかしい
おかしい
おかしい
なんで、こうなっちゃったんだろう
だって、戻って来るはずだった
そういう約束だった
なんで、消えてるの
なんで、私の思い込みになってるの
なんで私は欲しいものが手に入れられないの

生きてる意味がない
存在する意味がない
寧ろ生きてることで、周りに損が発生する

これが正しくないのなら
これが間違っていて、一生絶対に得られないのなら
私が生きていることは間違いになる
私の生きている意味が、間違いになる

命より約束のが大事なのはおかしい
それは、わかる
けど、それが全てだから
私はそれだけで、生きていたから
あの約束が、全てだから
それがあったと信じることで
破られたことをうらみ続けることで
今の私は生きている
でも、それでいいんでしょう？
そうなることがわかってて、貴方はあっちへ行ったんだから

一生幸せになんかならない
私の幸せは、Aを手に入れることだけ
Aが、私を好きになった時だけ
私を開放出来るのは、Aだけ
それは、私が死ぬまで変わらない

欲しい、欲しいよ…
ねぇ、喉が渇くよ…
泣きたい、よ…
A、抱き締めて、私を泣かせてよ……

もう、嫌なんだ
哀しい気持ちを、表に出しちゃいけない
少しでも出したら、自分可哀相やってる言われるから
そんなつもりないのに、そうやって責められるから
ほんとはもう、生きたくないんだ
生きていたくないんだ
けど、それは義務だから
この命が終わるまでの、鎖だから

痛い
痛い
痛い
身体が
心が
痛い
泣きたい
死にたい